僕の親父は間質性肺炎で今年の2月4日に入院し3月4日に退院、そして5月に再び入院、現在も入院中です。
間質性肺炎の初期症状としては、今から5年ほど前から、空咳をしていた事です。毎日、理由もないのに咳が一日に2回ほど出ていました。咳が出だしたら5分間程続いていました。初めの頃はただの風邪だろうと本人は言っていました。でもその症状を1年程ほったらかしにしていました。さすがに1年も風邪が引いてるわけでもないのに咳が出るのはおかしいと重い腰がやっと動き出し、病院に行きました。中規模程の総合病院でしたがレントゲン、血液検査をしましたが、原因不明の咳だということで、咳止めをもらいました。しかし、その薬を服用していても、咳が止まることはなかったですが、また1年程様子見ということでほったらかしにしていました。 しかし、徐々に、咳の頻度が多くなり、本人も苦しそうにしていたので、肺専門の国立病院に診察に行きました。すると、CTの結果、肺がポコポコ大きな丸い円がありました。丸い円には肺の組織はなく、何もない状態でした。肺全体が白く雲が掛かったように見えました。もしかしたら間質性肺炎の疑いがありと診断されました。 親父は若い頃から胃が弱く、今までこの方、ずっと胃ばかりを気にしていました。もちろん、健康には気遣い、早寝早起き、食事も、毎日沢山の野菜サラダを食べていました。(うちの家族がベジタリアン家族)親父はいつもワシが病気で死ぬ時は恐らく胃ガンだと思い込んでいたようで、そのほかの臓器には全く自信があったようでした。体系は身長166センチ体重42キロ、がりがりタイプです。健康ランドや銭湯などによく行きましたが、親父ほど痩せてる人滅多にお目に掛かる事はいです。 主治医は間質性肺炎を調べるためにも、一度、肺の中に管を通して見る事が必要ですと言われたので肺に管を通して見たのですが結果的には間質性肺炎かどうかわかりませんでした。 結局、病名を知るためには切開手術が必要だと言われました。やり方としては、あばら骨を外して、切開手術をすると言う事と、もう一つは、背中と横腹と、お腹に3箇所の穴を開けて、マッジックハンドのような物で画面を見ながら肺の細胞を採取する方法とがあると言う事でした。でも、原因が分かるだけで治る病気ではない、あくまで現状維持と言う事で、病名を知るためだけに手術するのはどうかとと言う事になり、結局、現代医学の力を借りずに幻の薬と言われている紫イペの力を借りる事になりました。紫イペはいろんな難病に効くのです。それと、核酸というコラーゲンです。核酸で実際に間質性肺炎が治ったという方がいらしたようでこれはあくまでも人伝なのですがこの二つを大量に摂取しました。 しかし、この病気に打ち勝つ事は出来ず、症状はますます悪くなり、座っている体勢からトイレに行くだけで息切れが発生していました。そして、再び入院。レントゲン結果では気胸が出来てしまい、さらに息がしにくい状態になりました。このままでは気胸がさらに大きくなり、肺がペッチャンコになって息が出来なくなる恐れがあると言う事で、手術をすることになりました。手術と言っても簡単なもので、処置室で出来るようなものでした。時間は15分ほどで終わり、肺にチューブが刺さっていました。親父は全く苦しい様子でもなく、むしろ手術前のほうが苦しそうでした。
by 40ton
| 2006-09-08 23:39
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