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悲しい話と嬉しい日

今日は親父の手術の事で呼ばれて病院へ行って来た。
今回の手術は、今現在気胸がある左側の肺と今回出来た右側の肺の気胸をふさぐ手術。
しかし、容易な手術ではないという。
片方の肺だけの場合、もう片方の肺を使って人工呼吸をするらしいのだが、両方の肺ともなると人工呼吸はかなり負担になるらしい。
しかも体重が減ってる分、体力もその分減っている。
主治医は手術をしたとしても成功率はかなり薄い。
もしかしたら人工呼吸器を外せなくなる場合もある。
人工呼吸器は意識がある場合本人にとって凄く負担になる。
無理やり体に酸素を押し込み、無理やり息を吐かせるのである。
人工呼吸器を付けるならいっそう意識がないくらいがいいだろう。
なんだか主治医に最悪な事態ばかり聞かされた。
でも、最悪な事態を覚悟しなければならない。
逆に手術をせずにこのまま放置する方法もあるという。
その場合、突然気胸がひどくなり、肺がぺったんこになり、息が出来なくなってしまう。
結果、非常に苦しむ方向に陥る。
後者は、今現在楽なので、2,3ヶ月命を伸ばす事が出来ても治りはしない。
前者は、リスクがあるけれども、治る見込みは限りなく薄いが、やらないよりは効果がある。
非常に難しい選択肢だ。結果、親父の判断に任せた。
僕的にはリスクを背負ってまで今が元気なならそれで良いじゃないかと思う反面、このままいても、死ぬのを待つだけ。。。。本当に悩んでしまう。
一生に一度の選択肢だ。まるで死刑台に上る日を決断してるようだった。
親父は何が何でも、人工呼吸器を付けて何ヶ月も生き延びるのは嫌だという。
どうかその場合は、人工呼吸器を外してくれと主治医に言うが、今の日本は、患者がいくら延命は嫌だといっても延命治療を外す事は出来ないと言われた。
結局、親父は手術をする方向を選んだ。凄いリスクを背負ってるのにもかかわらず・・・
もしかしたら、後、二日の命、手術の日まで仕事を休んで親父の側にずっといたい・・・。
おとうさん・・・今までほんとに僕たちをかわいがってくれて有難う。
僕は一杯親父に迷惑を掛けたりして親不孝ものだったよ。でも親父の愛は一杯受けたからね。親父、本当に有難う・・・

でも、こんな悲しい事ばかりではない。
今日は母教会の牧師が親父の洗礼を受けさせるために病院に来てくれた。
親父がキリストを信じてくれた日だ。
僕が信仰している神を親父が認めてくれたのだ。
僕がいつも親父に神の事を話してきた証が出来たのだ。
もう、こんなに嬉しい事はない。
僕と親父は天国でまた再会するのだ。家族で僕だけがクリスチャンだったので死後の世界が本当に楽しみにしています。


天の父なる神様お名前を賛美します。僕のお父さんがやっと神様を受け入れてくれた事を本当に感謝いたします。僕の願いをかなえてくださり有難う御座います。どうかお父さんの病気が少しでも治りますように、また、手術が成功しますように、手術によって体の負担がないようにお願い致します。僕にとってお父さんはまだまだ必要な存在です。まだ死んでほしくはないです。どうぞあなたの手でお父さんを癒してください。お願いします。主、イエスキリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
by 40ton | 2006-09-12 01:08 | 病気 | Comments(0)
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